ご利用者の声
ブランド鳥「華味鳥」の養鶏・販売のほか、水炊き店の「博多華味鳥」を経営する、鶏肉卸売や外食事業を行うトリゼンフーズ株式会社。 |
"循環型農業"への取組み
当社は養鶏から加工、そして販売まで一貫した食鳥肉のメーカーですが、ヒナを育成し、食鳥として出荷後、残るのは鶏糞です。その鶏糞を活用し、地球にやさしく、野菜にやさしい、土を豊かにする堆肥・肥料にできないかと循環型農業の実現に向け立ち上げた事業部が農業・環境事業部です。鶏糞を廃棄物として処分すると莫大なコストがかかりますが、品質の高い肥料に加工して販売することで収益を生むことができます。
有機肥料「華燦々」の開発
当社では、養鶏の過程で培ってきた環境改善への取組みとして、バイオの力に着目しました。研究の末に完成したのが、有機肥料トリゼンバイオエキス「華燦々」です。この製品は畜舎や畜糞の消臭や、連作障害がある畑の土壌改良等で活躍しています。「今までの微生物製剤と違い、非常に効果の出方が早い。」「近隣からの臭気の苦情がなくなった。」「連作障害を回避することができた。」と高評価を得ています。
製造に欠かせない水
この「華燦々」の製造過程で、ミネラルクリスターの水を使用しています。現在、当研究室では有効菌の培養と有効成分の抽出・濃縮・熟成を行っており、有効菌の一時培養に於いては、自然界の原種菌を培養するので、水は使用していませんが、有効成分の抽出・濃縮工程でミネラルクリスターの水を使用しています。製造工程は大きく①高加圧抽出、②一次低加圧濃縮、③遠心分離、④二次低加圧濃縮に分類されます。④二次低加圧濃縮の段階では、既定の濃度に達するまで濃縮を続けます。その際、濃縮時間が長引けば長引くほど最終抽出量は減少し歩留まりの悪い結果となります。
当初、製造には水道水を使用していましたが、水道水には塩素が含まれているので一晩寝かせて使用していました。また、市販の浄水器や有料で汲んできた天然水等でも試験しました。天然水はポリタンクで汲み置きしますが、ポリタンクの中の空気で酸化が進むことで水質が劣化し、最終的な濃縮段階で濃度に差が出ました。我々は、蛇口をひねったらタイムリーに出てくる有効な水が欲しいと思っていました。そのような中、ミネラルクリスターと出会いました。
ミネラルクリスターを使用し始めて、②一次低加圧濃縮後の濃度安定及び④二次低加圧濃縮時の時間短縮と規定濃度達成が早くなり、その結果歩留まりの向上に繋がりました。一次培養菌とこの有効成分の掛け合わせ行い二次培養したのが「華燦々」ですが、二次培養の培養水においても、発酵反応の及び活性化の速さとpHの安定に繋がり今や製造工程では欠かす事が出来きません。
原体の質にもよりますが、水道水とミネラルクリスター水とで生成したBRIX値および抽出量の差異は下記の通りです。
水道水 | ミネラルクリスター水 | |
---|---|---|
BRIX値 | 4.2 | 4.8~5.5 |
抽出量 | 7~7.5ℓ | 8~9ℓ |
BRIX値は二次低加圧濃縮時に最低でも4.0以上が基準であり、特にミネラルクリスターの水で生成した際のBRIX値はおおよそ+1になる傾向です。
※BRIX値:溶液中の固形分濃度を表す目盛名。主に食品産業、ワイン、精糖、果実農業などで、ショ糖濃度(糖度)の含有量を表す際に用いられる。 概ねの定義は、「屈折率を、20℃のショ糖溶液の重量百分率濃度(W/W%)に換算した目盛(スケール)」。
恐らくクリスター水のpHの安定と水分クラスターの極め細かさが抽出・濃縮時の充実さを向上し、更に培養時では菌の動きをスムーズ化し両方を満足させえていると考えています。今後も愛用し続けたいです。
生態系を守るために
過去、畜舎は臭気の問題を考慮し、過疎地に建設していましたが、その付近も時代とともに住宅街化していき、苦情が多くなっているようです。また、海洋においても貧栄養化がすすみ、魚の産卵場所も減少しています。これからも「華燦々」を通して、土壌・水質を改善し、生態系に役立つ仕事をしていきたいです。
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